ごみ箱ブログ

バイクに乗ってあっちこっちふらふらしてる人の整備記録

cbr1100xx 試走&ステム増し締め

 半年近く放置したと思えば2日続けての投稿。使徒みたいですね

 

 ステムベアリングの交換自体はそこまで難しくなくて、筋肉とハンマーが解決してくれるんですがそうも行かないのがステムの締付け具合の調整。こればっかりは実際に走ってみないことにはわかりません。マニュアル的には目一杯締め付けた後にステムがスムーズに動くところまで緩めるみたいなんですが加減がよくわからん。

 というわけで走ってきました。

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 前日までは天気予報で大雨が降りますよ!!って言われてたんですが全然降りませんでした。最近ではスマホのアプリの雨雲レーダーで天気を把握できるので便利ですね。

 

 やはりステムベアリング交換の効果はあり、バイクの変化に鈍感な自分でもはっきりと感じることが出来ました。特に信号などで停車する直前の極低速走行時はどうしてもハンドルが少しふらつくと思うのですが、交換後は体に変な力を入れること無くスムーズに停車、発進が出来たような気がします。

 

 しかし少し大きなギャップを超える際に若干のガタツキを感じました。走っていて特に違和感は感じなかったんですが少し緩めすぎたみたいなので帰宅後すぐさま増し締めとマーキングをしました。締めすぎるとせっかくスムーズになったステムの動きを邪魔してしまうのでこの調整が難しいんですよね。まぁ何パターンか試してみて最もバランスの良いポイントを探ろうと思います。

cbr1100xx ステムベアリング打ち替え

 超久々の更新。

 

 先に言っておきますが写真があまり無いんのでこのブログを参考に作業をするのはおすすめできません。

 

 前々からやろうと思ってはいたがなんかめんどくさそうなので後回しにしていたステムベアリングの打ち替え。オイルとかタイヤとかブレーキパッドと違ってそう頻繁に変えなくてもなんだかんだで走れてしまうのでよっぽどの自覚症状がない限りやろうとは思いませんよね。まぁバイク整備に限らず自覚症状が出たときには往々にして手遅れの場合がありますので気になった時にやってしまいましょう。

 

 まずステムベアリングを打ち替えるためにはフロントフォークについているものはすべて外さないといけませんのでフロントタイヤが接地していない状態でも車体が安定するようにしないといけません。自分の場合は車体のフレームのステム周辺に丈夫な紐を引っ掛けて脚立で吊り上げました。更にオイルパンにジャッキを噛ませてリフトアップして荷重を分散しています。

 で、フロントのタイヤ、フェンダー、キャリパー、ホーン、トップブリッジを外します。最後にフロントフォークを支えている三叉の六角ボルトを緩めるとフロントフォークがスルスルと下がって外れます。

 

 全て外れたらステムナットの下にあるロックナットを外してダストシールをめくると三叉が下に落下します。きちんとキャッチしましょう(落としかけた)

 

ここまで読んで、文章だらけでわけわからん!!!って人は他のブログにたくさん写真付きで載ってますのでそちらを参考にしよう!!実際自分も書いててよくわからなくなってきた。

 

ブログに上げることを想定して写真を取らないとなぁ

 

まぁ実際やってみればわかるのですが複雑なことは何も無く、ほぼ力技の作業です。

 

で、ベアリング交換といえば圧入と圧入されたベアリングの取り外しですね。

 

ステムベアリングはホイールベアリングなどと違って円錐軸受なのでベアリングの玉と上下のレースが分離します。

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こんな感じ。

 

 で、今回ベアリング交換をするにあたって社外の規格品を頼もうかと思ったんですが(純正だと一個2050円、規格品は700円程度)純正のベアリングを外して呼び番号を確認してモノタロウで検索してみても同じものはありませんでした。

 

 いろいろ調べてみたんですがどうも下側のベアリングは規格品ではなくバイク用に作られたもので、そのため呼び番号も特殊なものになっていたようです。ホイールベアリングを交換したときはNTNの規格品を使用したためかなり安上がりに出来たのですが今回は仕方ありません、大人しく純正部品を注文します。

 

上部のベアリング、下部のベアリングともに値段が同じで2050円でした。上と下でベアリングのサイズは違うのに…

 

ダストシールも上下分注文します。下のダストシールはベアリングのレースを外す時に確実に破壊しないと駄目なんですが上のシールは壊さなくても大丈夫なので状態が良ければ交換しなくても良いかもしれませんね。

 

ベアリングレースを外す時にはタガネとハンマー、打ち込むときには塩ビ管とハンマーを使いました。ハンマー大活躍。とにかく力任せに叩き込みましょう。

 

↓打ち込んで玉を乗せてグリスでヌルヌルにした図

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フレーム側にレースを打ち込む際は古いレースを重ねてハンマーで打ち込みます。やっぱりハンマー大活躍。しっかり奥まで打ち込むことが出来たらハンマーの打音が変わるのでわかります。

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後はレースにグリスをたっぷりと盛って元に戻すだけです。グリスはモリブデングリスにしました。ウレアグリスでも良いみたいですがたまたま手元にあったので今回はモリブデン。しかし今回はハンマーでの力任せの作業が多く疲れました。

 

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感想:もうしない

走行距離:67780km

突き出し:38mm

CBR1100XX クラッチスレーブシリンダーのオーバーホール

メーカーによってはクラッチレリーズとも言うみたいです。油圧クラッチバイクに付いてる部品で、マスターシリンダーから送られてきたフルードが送られる場所です。マスターシリンダのピストンより径の大きなピストンがスレーブシリンダーの中に入っていて、要はブレーキキャリパーと同じ原理で力を増幅してクラッチを切っています。

 

最近、ラジアルポンプのマスターに変えているにもかかわらずクラッチが少し重い気がしたので取りあえずスレーブシリンダーのOHをすることにしました。

 

揃えるもの

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CBR1100XX 今年最後の鈴鹿スカイラインに行ってきた+チェーン調整

そろそろ鈴鹿スカイライン冬季閉鎖になるのでそうなる前にもう一度行ってきました。ちなみに前回はこの時↓です。

 

me323.hatenablog.com

 もっと頻繁に行ってる気がしたけどもう二ヶ月前か・・・。

 

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CBR1100XX クラッチフルード交換とウィンカーの配線修理

日曜日の作業です。

クラッチのタッチが微妙に悪くなってきた気がしたのでフルードを交換することにしました。フルードも早いこと使い切らないとダメですしね。

 

たかがフルード交換なんですがクラッチレリーズのブリーダバルブをレンチで回すスペースを確保するために左のカウルを外さないとダメです。

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こンな感じ。

 

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激安AZパーツクリーナー 

Amazonを徘徊してたらこんなの見つけました↓

 

98円!?

量は420mlと少なめですが激安ですね。普段は近所のホームセンターでまとめて買ってるんですが試しに買ってみます。一人一個までってのが残念ですけど。バイクのホイールとかスプロケットカバーなんかを洗浄するとあっという間に無くなりますよね。

 

よく見たらメーカーは激安バイクオイルで有名なAZですね。自分も下駄用の原付に使ってます。こっちもそのうちレビューみたいなのを書こうと思います↓

 

 

おわり

 

 

CBR11000XX パイロットスクリュー調整とチェーン掃除

プラグ交換して試走はまだ一回しかしてなかったのですが、アイドリングで若干かぶり気味な気がしたので取りあえずパイロットスクリューを調整してみる事にしました。

 

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まずはこのクソ汚いチェーンを

 

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CBR1100XX フロントのブレーキパッドをローテーションし(ようとし)た

前回リアのパッドを交換したときに左右のパッドの減りにかなりムラがあったのが少し気になっていました。

 

me323.hatenablog.com

 加えて最近バイクを取りまわしているときに少しフロントのパッドの引きずり音が大きい気がしたのでパッドの減り具合、ブレーキピストンの固着具合を見てみることに。

 

CBR1100XXのキャリパーはF/R共に片押し3ポッドなのですが、リアのパッドは押される側のパッドが特に減っていました。フロントもこの通りならば左右でパッドを入れ替えればいい具合に減っていってくれるのでは、ひいては少しでも長くパッドを使えるのでは、と言うケチ臭い考えです。

 

画像で説明するとこんな感じ↓

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右の押される側を左の押す側へ、左の押される側を右の押す側へって感じですね。あとこの画像上下が逆です。

 

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CBR1100XXスーパーブラックバード ヘッドライトバルブ交換

前回のツーリングのあまりにもガバガバ過ぎるタイムスケジュールのせいで帰りは夜になってしまったのですが、その道中どうにもライトが暗いような気がしました。

 

me323.hatenablog.com

 

今年の三月に車検を通した時には光量光軸ともに問題なかったのですが走っていてどうにも不安感を覚える明るさだったので、友達のバイクと並べてライトをつけてみると明らかに自分のバイクの方が暗かったので交換することにしました。

特に対向からHIDにしているような車が来るとかなり怖かったのです。ハイビームにしてる奴は論外

 

純正のクリーム色のバルブがどうにも古臭い感じがしたので車用のPIAAの4300kのバルブに変えていたのですが寿命が来たのでしょう。このバルブにしてから20000㎞で交換と言うのは少し早い気がしますがまぁこんなもんでしょう。クルマ用だし。

 

まずインナーカウルを外します。

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前回交換したときはここだけ外して何とか手を潜り込ませてHi/Lowの二つのバルブを交換したんですが、今回はどう頑張っても無理でした。すげぇな1年前の自分・・・

ちなみにこの写真で見えてるのがHiのバルブです。この上にLowのバルブがあります。

 

なのでスクリーンとメーターを外します。

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Lowのバルブがすぐ見えます。

 

カプラを外してゴムのカバーを外せばバルブの端子が見えます。

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バルブ本体はこのピンの赤丸の部分を押して下にずらせば抑えが無くなり簡単に抜けます。写真はもう抑えが効いていない状態です。

 

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とりあえず今回は前回交換した、もともとついていたバルブを使います。

 

バルブ交換自体はそこまで面倒な作業ではないんですがカウルやスクリーンの取り外しがかなり面倒ですね。フルカウリングのバイクの泣き所だと思います。

取り外しの最中にうっかりナットやネジを落としてしまうと地面に落ちずにカウルの奥の方へ転がってしまうことがあります

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そう、こんな風にね・・・・・・

奥に行くにつれて隙間が狭くなっているので指は入らないし結構重いのでピンセットでつまむと弾いて余計に厄介なとこに行ったりします(経験済み)。

 

でも大丈夫、これを使えば簡単に滑落者を救出できるぞ

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こんな風にね!(アルミやステンは諦めてカウルを外して逆さまにしましょう)

100円均一で見つけて買っといて正解でした。

 

こんな下らないミスばかりして無駄に時間がかかりましたが何とか作業完了。走ってるときはフルカウル最高なんだけどなぁ・・・

一応夜に明るさはチェックして大丈夫だとは思うのですが、またいつか時間があるときにでも夜実際に走ってみて最終チェックとしたいと思います。

 

おわり

 

 追記:気になったので近所の駐車場で見てきました。

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Low

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High

少し走ってみましたが特に問題ありませんでした。

 

 

タイラップ、インシュロック、コンベックス 君だけの呼び方を選べ!

先日、実家で父親父親バイクの整備をする機会がありました。

 

二人で一台のバイクをガチャガチャさわっている中で父から「キャリパー吊るすからコンベックス取ってきてくれ」と言われました。

コンベックス・・・?  吊るすからにはひも状のものなんでしょうけど聞き覚えのない言葉だったので、なんのことか聞いてみたら結束バンドの事でした。

 

タイラップじゃないの?と聞いてみると父は昔からコンベックスと呼んでいて仲間内でもその呼び名は一般的のようでした。自分はタイラップ派で、この呼び名が通じなかったことがないので面白いと思って少し調べてみると色々と出てきました。

 

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