二条城に名車を見に行ってきた 後編 バイクのみ
前編↑
展示会の出口付近、二条城の台所?らしいんですがそこにはバイクが展示してありました。4台あってすべてビモータだったので順番に載せていきます。
1台目
Bimota Tesi 1D
世界で初めてハブセンターステアリングを市販車に搭載した車種ですね。サスペンションをステアリングから切り離すことでブレーキング時のダイブを防げるみたいです。しかしリンクロッドを介してステアリング操作することになるのでフロントの接地感が掴みにくいという欠点もあったようです。
フロントのアクスル付近は見れば見るほどよくわからない構造してました。フロントが沈み込まないとバンクさせるきっかけが掴めなくてすごく怖そうな気がするんですが、インプレなんかを探してもガッツリ所有して乗ってる方がいないのでその辺はよくわかりませんでした。4年しか製造されておらず台数も非常に少ないので仕方ないですね。1991年式なんですがふんだんにアルミの削り出し材を使用していて見るからにお金のかかったバイクでした。
2台目
Bimota Tesi 1D Folgore Bianca
こちらもテージ1Dでしたがハブセンターステアリング機構をよりしっかりと見せるために作られた限定モデルのようです。生産台数なんと5台でその中でも唯一のフルカーボン仕様だそうです。なんで日本にあるんだよ・・・。じろじろ舐めるように見ていたらチェーンにルブが付いていてスプロケットもかなり摩耗していました。もしかして誰かが現在も乗ってるのか・・・?
3台目
Bimota Tesi 2D
1Dの後継2Dです。生産台数10台で日本には1台しか無いそうです。つまりこれがその1台。フルカウルではなくなってよりしっかりフレームワークが見えるようになっていますね。ビモータはフレームビルダーなのでこだわりがあるのでしょう。もうこの辺からとにかく高そう以外の感想を持つことが出来なくなってました。
4台目
Bimota Tesi 3D(ビモータ40周年記念モデル)
40周年を記念して作られた40台の中の最後の一台で、ボディにイタリアンカラーであるトリコロールを入れた世界で一台のみのバイクだそうです。限定モデルと言う割に前後ののスイングアームは鋼管トラスフレームになっていましたが。もうなんか希少価値がインフレ起こしててただただ見とれるばかりでした。
Vツインエンジンなのでめちゃくちゃ細かったです。
二輪はこんな感じでした。平日に行ったので展示会には人も少なくゆっくりじっくり見ることが出来ました。この展示会を見るために二条城の入城券も買っているのですがお城は正直あまり興味がない、と言うか城を楽しめるだけの教養がないのでほとんど見ずに帰りました。二条城は年寄りと外国人観光客が沢山いたのでそもそも行く気にならなかったというのもありますが。
普段じっくり見ることのできないものをたくさん見ることが出来たので非常に楽しかったです。
おわり